スイングアームをしならせて旋回性を上げたい

開発のきっかけはストライカー新氏の一言から始まりました。

その要望に応えるべく、プロジェクトがスタートしました。

スイングアームの設計はまず、使用するタイヤの選別から始まります。

そのあそび心を、ギルドデザインファクトリーの技術で形にしていきます。

近年のハイグリップタイヤを想定し、テストを重ね

パイプ形状、肉厚、ガセット(補強)を吟味し、剛性の最適化を図りました。

7N01材アルミパイプ
メインパイプは【7N01材】と呼ばれるアルミ合金を使用。
7N01材とは、航空機、新幹線やレーシングマシンに採用されている非常に高強度で、溶接性に優れた材料です。通常のアルミだと熱を入れると強度は落ちてまいますが、この7N01材は溶接後に常温で置くと、本来の強度まで戻る特性(時効硬化)を持っています。

トリプルスクエア採用
パイプサイズを縦95mm × 横40mm (板厚2.5mm) の異型目の字断面(トリプルスクエア)を採用し「縦剛性は強く、横方向は適度なしなリを」をコンセプトに設計を行いました。異型目の字断面(トリプルスクエア)が生み出すスタイリッシュなデザインがお客様のオートバイをさらにカスタマイズ致します。

表面処理 バフ処理
職人による手磨きでパイプ1本づつバフ鏡面処理されます。輝きを保つためのメンテナンスが必要になりますが、アルミ本来の輝きを楽しめます。

ピボット構造
全日本ロードレース選手権(JSBクラス)のトップチームが採用する構造で、溶接後、精度を出すための同軸加工を当然行っております。各ベアリングは信頼性の高い日本製のベアリングを使用し、確実な動作を実現しております。

シリアルナンバー
ピボット前部には、弊社管理のシリアルナンバーがNC切削機にて切削されます。補修部品の販売、仕様の管理などを目的としています。

チェーン引き
ショート化による旋回性の向上と、ロング化による安定性の実現。純正長さに比べ、-20mmの設定はショートホイールベースによる旋回性の向上を目的とし、+40mmの設定は様々なカスタムに対応することと、ロングホイールベースでの安定性を発揮します。
※車種によって異なります。

OWチェーン引き
テーパー構造のOWタイプの構造が接触面積を増やし、アクスルシャフトを締め込む事で剛性を上げる設計になっております。

豊富なオプション類
オプションは様々なカスタムのニーズにお応えできるように設定しています。・全長、アクスル幅、サス受け位置(前後)、トルクロッド位置、スタンドフック、表面処理 等
オプションページはこちら

swingarm LINE UP

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